Profile de Maki
  岡田真季 Maki Okada
   桐朋学園大学音楽学部附属 子供のための音楽教室 京都分室で学び、その後桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。ピアノ科卒業演奏会に出演。

'91年 東京ニューシティー管弦楽団、'92年 関西フィルと共演。'97年 全日本学生音楽コンクール中学生の部大阪大会入選。キエフにて若いピアニストのためのホロヴィッツ国際コンクール参加。'99年 、'00年 全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会入選。'03年 プロコフィエフ国際コンクール派遣オーディション合格、3回連続リサイタル開催。'04、'05年 ヴァイオリンの川口祐貴とデュオリサイタル開催。

  '05年夏 渡仏、'08年 パリ国立地方音楽院(現CRR de Paris)最高課程を審査員満場一致の最優秀の成績で卒業。在仏中にはクレ・ドールコンクール1位、パリ グラン・パレでの展覧会「メランコリー」との企画コンサートやオペラ公演、音楽院のオーケストラなどに出演。また、パリやイタリア・ピサなどで室内楽のコンサートや、オール・ラフマニノフプログラムによるリサイタルを開催。'10年夏 帰国し、日本を拠点に活動を始める。。

これまでに大江章子、市田悦子、ウラジミール・オフチニコフ、故・中島和彦、田崎悦子、ジャン=マリー・コテ、エレナ・ロザノヴァの各氏に、室内楽を藤井一興、石井志都子、ヨヴァン・マルコヴィッチ(イザイ・カルテット)の各氏に師事。また、国内外のマスタークラスではジャン=フランソワ・エッセール、ジャン・ファシナ、ミシェル・ベロフ、セルゲイ・ドレンスキー、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、パーヴェル・ネルセシアン、アンドレイ・ピサレフ、タチアナ・ゼリクマンなどの各氏に師事。

また、'05年春に八ヶ岳にて田崎悦子氏の主催するピアノマスタークラス「Joy of Music」に参加し強い感銘を受け、翌年夏より開催のJoy of Music in 奈良では、毎年アシスタントとして活躍。'10年の5周年記念ファイナルコンサートでは、かつらぎチェンバーオーケストラとショパンのコンチェルト第1番を共演し大好評を博す。

帰国後、2011年春、パリ・京都・東京にてリサイタル開催。留学中に親交を深めたフランス現代を代表する作曲家・ユーグ・デュフールの「La ligne gravissant la chute 〜ショパンへのオマージュ〜」を日本初演。雑誌「音楽の友」では「多様な音色と響きを曲想に沿って積み上げ、スケールの大きい全体像を構築する演奏家。高い技術と深い音楽性とが相乗した刺激的な演奏会」と評される。

’11年12月、キエフ国立交響楽団とラフマニノフのコンチェルト第3番を共演。’12年11月、ヴァイオリンの田中佑子とデュオ・リサイタル開催。またピティナ公開録音コンサートにも出演し、YouTubeで配信されている。’13年2月、「フルート・ライブ・セッション in フェニックス」にて工藤重典やP.ベルノルドら世界トップフルーティストと共演。同年5月、パリ・京都・東京にてリサイタル開催。

また自宅サロン「シェ・モザー」にてトークコンサート・シリーズを企画・出演するなど、多ジャンルで活躍中。
京都光華女子大学短期大学部 非常勤講師。(社)全日本ピアノ指導者協会正会員
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